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​開催趣旨

〈シリーズ木霊〉の最終章は、とかげ文庫主人の後小路雅弘が、これまでの研究調査で駆け巡って集めたアジア各地のお土産もののコレクション展。「美術」の研究のために40年余りアジアを旅した傍ら、「美術」からこぼれ落ちた造形に目を向け集めてきた。そこには土地の文化、そして旅行者の欲望によって形作られた、お土産もの固有の世界が広がっている。その初めから「美術」になることを許されなかったものたちの語りが、今、「美術」を逆照射する。

語り手:後小路雅弘

聞き手:林田龍太

ゲスト:ラワンチャイクン寿子

日時 2023年2月5日(日曜) 14:00~15:30

  会場 SRギャラリー
       (〒810‐0041 福岡市中央区大名1丁目14‐28 第1松村ビル2階)

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後小路雅弘:​とかげ文庫主人。

長年の夢だった私設のアジア近現代美術に関する図書室であり、研究所でもある「とかげ文庫」を開設。2021年より北九州市立美術館の館長を務めている。

アジアの“安くてつまらないお土産もの”

コレクター、後小路雅弘が40年間にわたるお土産もの収集とその魅力を語る

​TALK

​EVENT

「未来の雑居ビルの未来」プロジェクトと「シリーズ木霊」

本展は、紺屋2023プロジェクトの終了にともなうファイナル・イベント「未来の雑居ビルの未来」プロジェクトの一環として開催されるものです。この空部屋を使ったアート・プロジェクトは、紺屋2023の居住者の中から選ばれた3名のディレクターが一部屋ずつ担当して、それぞれ企画構成しています。401号室では、とかげ文庫主人後小路雅弘がとかげ一座学芸団とともに「シリーズ木霊」のキュレーションを行いってきました。

日本では古来、「やまびこ」は樹木の精霊=こだま/木霊が語っていることばであると考えられてきました。虚ろになった部屋、かつてそこに住んでいたひとの気配だけが残る部屋に、アーティストたちの作品を通して、木霊あるいは地霊が語る記憶が満ちていきます。

〒810‐0041 福岡市中央区大名1丁目14‐28 第1松村ビル3階

電話 092‐982―2325 

メール tokagenofumikura@mbr.nifty.com

予約専用メール acb241461@phe.bbiq.jp

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