シリーズ木霊Ⅱ
草野貴世−紺屋の明後日
くさの きよ
こうや
あさって
未来の雑居ビルの未来 プロジェクト
2021年12月18日(土)~2022年4月17日(日)
土曜日13時~17時オープン 土曜日以外は予約のみ 4月17日はオープン
「とかげ文庫」(301 号)(https://tokagenofumikura.wixsite.com/bibliothecalizard)にご連絡ください。連絡先 092-982-2325 メールでのご予約は、acb241461@phe.bbiq.jp
背景:「草野貴世─rupakaya色身─」 展(Operation Table 2021年)より 撮影者:谷尾勇滋
2022年2月13日放送回
下記YouTubeリンクよりお聞きになれます
草野貴世−紺屋の明後日
こうや
くさのきよ
あさって
〈シリーズ木霊〉の第2弾は草野貴世個展。近年、藍染めや藍染めを生業とするひとびとをモチーフに制作している草野貴世。藍染め業は、古来「青屋」あるいは「紺屋」と呼びならわされてきた。草野の作品は、福岡の紺屋の町の一隅で、その町やほかの地域の「紺屋」や藍染めの歴史に触れながら、その土地の記憶を静かに語り始める。
「紺屋の明後日」は、仕事が天候に左右される紺屋(藍染業)の納期が不確実で、「明後日できる」といってもなかなか出来上がらないところから、当てにならないことのたとえ。未来の雑居ビル=旧・紺屋2023の明後日=未来はどこへ?
企画構成 草野貴世(出品作家)+後小路雅弘(ディレクター)+とかげ一座学芸団/ The Lizard Troupe Curators’ Company
出品作家
草野貴世 KUSANO Kiyo
photo by Tanio Yuji
1965年福岡県生まれ。福岡県在住。
多摩美術大学彫刻科卒 ロンドン大学スレード校彫刻科修了。
1991年天画廊で個展を開催し、翌年三菱地所アルティアムより個展に招待されるなど、一躍注目を浴びた。蜜蝋や鉛などを素材に、原初的な形態感と知的に構成されたインスタレーションによって、洗練された空間を作り出し、1990年代の福岡のアートシーンに鮮烈な印象を残した。しばしの休止期間を経て、2016年個展「水の間」(何有荘アートギャラリー)以降、再び旺盛な制作活動を展開している。近年は「藍染め」やその歴史をテーマに作品を制作。
展覧会情報
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会場 紺屋2023 401号室
福岡市中央区大名1丁目14‐28 第一松村ビル4階
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会期 2021年12月18日-2022年4月17日
土曜以外は観覧予約 acb241461@phe.bbiq.jp -
開館時間 13:00-17:00
*会場が閉まっている場合には、3階の「とかげ文庫」をお訪ねください。事務局スタッフが開室します。
ディレクター 後小路雅弘
今後の開催予定 (変更しました)
Ⅱ 草野貴世 2021年12月18日~2022年4月17日
Ⅲ ナウィン・ラワンチャイクン 2022年4月29日~8月31日(予定)
Ⅳ たとえばひそやかな夢の在処─U教授の亜細亜大博覧会
2022年10月1日~2023年1月10日(予定)
お問い合わせ
*事務局 とかげ文庫主人 後小路雅弘
〒810-0041 福岡市中央区大名1-14-28
第一松村ビル 301号 とかげ文庫
092-982-2325